犬用の玩具誤飲

症例報告(高橋雅弘)

高橋ペットクリニック内視鏡ケースより

ジャックラッセルテリア 

嘔吐といつもと違う行動をするとのことで来院。
腹部超音波検査にてなにやら胃内に異物所見を確認。



その後の話で犬用の玩具を食べたかもしれないとのこと。

腹部レントゲン検査を実施



胃内にレントゲン不透過性の異物を確認できました(矢印)。

内視鏡検査を実施。



犬用ゴムボールの破片が多数見られ、ひとつひとつ胃から除去しました。
ボールの笛の部分も入っていたので、バスケット把持鉗子にて除去。

胃から回収した異物です。



小さいのも除去したので全部で39破片を除去してました。

玩具として与えていたボールは咬みちぎって食べるケースもあるので注意してください!!